オーロラは一度見ると人生観が変わるといわれます。 思えば、7年前。初対面のオーロラは決して凄いオーロラではありませんでした。 しかしそのさり気ないインパクトは私の心の奥底に確実に根付きました。 おぼろげなオーロラの回想は日増しに膨らみ「もう一度逢いたい」 それは生き別れた人との再開を願うようなものでした。 それ以後、何回通ったことでしょう。今では一年の2ヶ月あまりを現地で過ごします。 夜毎、出逢うオーロラは日常の空が日々変化するように違った表情を見せます。 それは私にとって飽きることのない被写体であり風景なのです。
田中達也